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【不動産売買】家を売ったらお金(売却代金)はいつもらえる?

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【不動産売買】家を売ったらお金(売却代金)はいつもらえる?

ようやく売買契約を結ぶ運びとなりました!
それで実際のところ、売却代金はいつ受け取ることができるのでしょうか?

こちらは、イクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容になります。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。

売却活動が実を結び、ついに不動産売買契約を結ぶことになりました。

ここで注意すべきことがあります。不動産売買契約の際に、すべてのお金(売却代金)を受け取れるわけではないということです。

では、いつ、どのタイミングで全てのお金を受け取れるのでしょうか。

ここでは、売却のおおまかな流れと、どのタイミングでお金を受け取ることができるのかについて説明します。

1.売却代金を受け取るタイミングは2回

不動産を売却するとき、売却代金は主に以下のタイミングで受け取ります。

まれに中間金が支払われることもありますが、基本的にはこの2回のタイミングです。

1-1.①不動産売買契約締結のとき=手付金

まず、不動産売買契約を結ぶときに、売却代金の一部を「手付金(てつけきん)」の形で受け取ります。

通常、手付金は売却代金の10%です。例えば、2000万円の物件の場合は200万円が目安です。

なお、契約時に必要な書類については「不動産売買契約時に売主が持参する必要書類ってなにがあるの?」で詳しく説明していますのでこちらもご覧ください。

1-2.②残代金決済・引渡しのとき=残代金

売主が不動産を引渡す準備と買主が不動産を引受ける準備ができれば、物件の引渡しを行います。その際に売却代金から手付金を除いた金額である残代金(ざんだいきん)を受け取ることができるわけです。これを残代金決済といいます。

もし手付金が売却代金の10%であれば、残りの90%は引渡しの際にもらえるということです。

なお、決済時に必要な書類については「不動産残金決済・引き渡し日の必要書類はこれ!売主が持参するものを解説!」で詳しく説明していますのでこちらもご覧ください。

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2.不動産売却の流れとお金のやり取り

不動産売却の流れと、それに伴うお金のやり取りは次の通りです。

なお、不動産売却の一般的な流れについては「不動産売却の流れをイラスト解説!初めて売るなら何から始めるべき?」をご覧ください。

2-1.①不動産購入申込書を受け取る

買主から「購入したい」との申し出を正式に書類で受け取ります。この書類が「不動産購入申込書」です。

受け取ってから、売主と買主との間で売買金額や引渡しの時期などの条件交渉が始まります。

2-2.②不動産売買契約を結ぶ

売主と買主との間で条件交渉がまとまれば、不動産売買契約を結びます。不動産売買契約を結ぶことで「正式に不動産を売却する」という証明になります。

そのため、不動産売買契約を結んでから売主は物件を引渡す準備(引越しやローンの返済手続き・抹消登記など)を、買主は物件を引受ける準備(正式な住宅ローンの契約など)を行います。

よって、不動産売買契約のタイミングでは、不動産を引き渡しません。不動産売買契約から物件の引渡しまで、準備に約2ヵ月ほどかかります。引渡しの期間についても条件交渉の際に決めますが、どれだけ早くても引渡しまでおよそ1ヵ月はかかります。

しかし、不動産売買契約を結んだにも関わらず、簡単に「やっぱり買うのをやめます」と買主から言われると困るため、不動産売買契約のときに売却代金の一部を買主から売主に支払ってもらいます。これが手付金(てつけきん)と呼ばれるお金です。

手付金は一般的に売却代金の10%程度ですが、この額も条件交渉時に決めます。手付金の額が少ないと簡単に契約解除をされることも考えられるので、売却代金の5~10%程度が妥当です。

買主が不動産売買契約後に「やっぱり買うのをやめた」という場合は、この手付金を放棄、つまり無条件で手付金を売主に渡さなければなりません。

また、売主に非があって契約が解除になった場合は、この手付金を2倍にして買主に返還しなければならないのです。

残代金決済までには期間が空きます。契約解除の恐れだけでなく、ローンの白紙解除や地震などといった天災の可能性があることも考えて、この手付金は引渡しまで使わないようにしましょう。

2-3.③残代金決済と物件の引渡し

売主が不動産を引渡す準備、買主が不動産を引受ける準備ができれば、物件の引渡しを行います。

その際に、売却代金から手付金を除いた金額である残代金(ざんだいきん)を受け取ることができるわけです。これを残代金決済といいます。

残代金決済で売買代金の全てを受け取るので、同日に物件を引渡します。ただし、引渡し猶予がある場合は、物件の引渡しは後日行います。

3.もっと早く売却代金を手にする方法

ご主人様
もっと早く売却代金を受け取れるのかと思ってた…

上記で紹介したのは「仲介」による売却ですが、「買取」という方法もあります。仲介は一般の消費者に買ってもらう方法で、買取は不動産会社に買ってもらう方法です。

3-1.数日~1週間程度なら買取

早急に売却代金を受け取りたいのであれば「買取」を選ぶとよいでしょう。

不動産会社が直接買主となって購入するため、数日間で現金を手にすることができます。

しかし、できるだけ高く売ることは難しくなります。一般的に「買取」は高く売ることができる「仲介」に比べて、3割程度売却金額が安くなります。

「仲介」で売却した場合と同じような金額で買取してもらうことは不可能ですが、オークション形式にして不動産会社を競わせることで、少しでも高く買取してもらうことはできます。

複数の不動産会社に買取価格を提示してもらう必要がありますが、イクラ不動産をご利用いただくと、物件のある地域で買取に強い複数の不動産会社を選ぶことができます。

3-2.3ヵ月程度待てるのなら仲介も選択肢に

普通に仲介で売却するためには、まずは家を売却するための情報を収集して、複数の不動産会社に査定を頼み、売却を任せる不動産会社の選定までで1ヶ月かかります。

さらに、売却活動を開始して売買契約にこぎつけるまで、3ヶ月で早いほうです。そして、売買契約から決済まで約2ヶ月といったところです。

つまり、今から家を売ろうと動き出しても、売却代金すべてを手にするまでに早くても半年はかかります。

また、最初から相場価格で売りに出せば、1ケ月ほどで買い手がつく可能性もあります。売買契約まで3ヶ月というのは「売出価格が高かったのかな?値下げしてみよう」といった期間が含まれています。

あとは買主を急かして残代金決済まで1ヵ月ほど…とすれば、3ヵ月程度で高額の売却代金を手にすることも不可能ではありません

早くに売却代金が必要だけど、買取の金額では満足できない…という方は、イクラ不動産をご利用ください。自分にピッタリ合った売却に強い不動産会社を選べます。

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まとめ

売買契約の時に売却代金のすべてを受け取ることができると、はじめてお家を売るほとんどの方が思いがちです。

しかし、売買契約の時に受け取ることができるのは手付金だけであり、残りの代金は決済日にを受け取ることになります。

そのことも踏まえて売却計画を立てなければ、売却後のプランが狂いかねないことに注意が必要です。

これからお家を売却するにあたって、お家を売ったらいくらくらいになるのか、少しでも早く売却代金を手にするにはどうしたらいいのかなど、疑問や不安のある方は、ぜひイクラ不動産をご利用ください。

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