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不動産買取の流れについてわかりやすく解説!

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不動産買取の流れについてわかりやすく解説!

すぐに家を現金化できる「買取」ですが、実際にどのような流れで買い取ってもらうのか、気になる方も多いことでしょう。

こちらでは不動産買取の流れだけでなく、どのような状況だと買取に適しているのかをわかりやすく説明します。

具体的にわかるのは、次のようなことです。

【この記事で具体的にわかること】

  • 不動産の買取の流れ
  • 買取に向いている状況
  • 買取保証とはどのようなものか

買取の利用を考えているけれども、どうすれば良いのかわからずに困っている場合は、ぜひ一読して参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ!
家やマンションなどの買取で損をしたくない人
買取が向いているかどうかわからない人
買取保証やリースバックについて知りたい人

1.不動産買取の流れ

不動産の買取を利用すれば、最短1週間程度でお家を売って現金化することができます。

まずは簡単に流れを確認しておきましょう。

  • ステップ.1
    ①情報収集する
    買取査定を依頼する不動産会社を探す。相場価格も調べておく
  • ステップ.2
    ②物件の調査・買取査定
    不動産会社が家を査定する
  • ステップ.3
    ③買取金額の提示
    査定を依頼した不動産会社に買取額を提示してもらう
  • ステップ.4
    ④条件などの確認
    買取の条件やスケジュールを確認する
  • ステップ.5
    ⑤売買契約
    買取価格や条件に納得すれば売買契約を結ぶ
  • ステップ.6
    ⑥物件の引渡し準備
    引き渡し準備をする
  • ステップ.7
    ⑦残代金決済・引渡し
    残代金の受け取り・引き渡し

では、1つずつ流れを確認していきましょう。

1-1①情報収集する

まずは、買取査定を依頼する不動産会社を選定しなければなりません。

買取を行う不動産会社には

  1. 自らの会社で買取をしない不動産仲介会社(仲介業者)
  2. 自らの会社で買取もできるけど、買取しない不動産会社(仲介業者)
  3. 自らの会社で買取もする不動産仲介会社(仲介業者)
  4. 買取専門会社(買取業者)

の4種類の会社が存在します。

どの不動産会社に依頼するかで、仲介手数料がかかる場合とかからない場合があります。

詳しくは「不動産買取をしている会社の種類を知るで説明していますので、ぜひ読んでみてください。

また、買取価格は、相場価格の7割程度になってしまうことがデメリットですが、この「相場価格」を知っておかなければ、買取金額を提示してもらったときにその金額が妥当なのか判断することができません

買取をする不動産会社の希望としては、できれば安く買い取って利益をあげたいという気持ちがあるのは事実です。

中には、相場価格の5割くらいで買い取って儲けてやろうなどと考える悪徳な不動産会社もいます。

安い金額で買い叩かれないようにするためのポイントは、次の2点です。

  • 複数の会社に査定を依頼する
  • 家の相場価格を知っておく

家の相場価格を自分で調べるには、インターネットなどで周辺の同じような物件がいくらで売り出されているかでおおよそわかりますが、自分で正確な相場価格を判断するには限界があります。

そのようなときに便利なのが、「イクラ不動産」です。

イクラ独自の価格シミュレーターで、匿名&無料で手軽に相場価格がわかるだけでなく、買取に強い不動産会社を選ぶことができます。

さらに、不動産売却でわからないことがあれば、宅建士の資格を持ったイクラの専門スタッフに無料でいつでも相談できるため安心です。

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1-2②物件の調査・買取査定

買取をしている不動産会社が見つかれば、査定をしてもらいます。

不動産の査定方法には、お家を見ずに査定する「机上査定」と、お家を訪問し、隅々まで調査して査定する「訪問査定」の2種類があります。

買取の場合、実際の立地や建物の劣化状況、室内の状態を見なければ正確な買取金額を出すのはむずかしいため、必ず訪問査定してもらいましょう

また、どんな物件でも買い取ってくれるわけではありません。家の状況と過去に売れた金額(成約事例)や現在売り出されている物件、市場価値や取引状況などを参考に買取できるのか、できる場合、買い取る金額はいくらにするのかを決定します。

1-3.③買取金額の提示

査定してもらったら不動産会社に買取金額を提示してもらいます。査定は、複数の不動産会社に依頼しましょう。

中には、「不動産会社に他社の買取り金額を教えてほしいと言われたのですが、教えてもいいのでしょうか?」という質問をされる方がいます。

このように、不動産会社から他社の買取金額について聞かれた際は、正直に伝えるほうが良いです

不動産会社は、あなたのお家を買い取った後、リフォームや建て替えをして再販売します。

そのため、この物件は必ず売れる!と思われる家であればあるほど、多少無理してでも買い取ってくれるため、他社の買取価格を見せると金額を上げてくれる可能性が高まるからです。

買取の場合は、提示された金額で不動産会社が実際に買い取ってくれるため、1円でも手元に残るお金が多い会社に買い取ってもらうようにしましょう。

Point
前述した通り、仲介手数料がかかる会社とかからない会社がありますが、仮に仲介手数料がかかる会社であっても、その分差し引きした結果、手元に残るお金が多ければその会社に買い取ってもらうのが一番です。そのため、必ず金額提示してもらう際は「手元に残る金額はいくらになりますか?」と確認しましょう。

1-4.④条件などの確認

買い取ってもらう不動産会社が決まったら、今後の売買のスケジュールやお家を引き渡す際の条件などの確認を行います。

家の中に荷物が残っている場合は、そのまま買い取ってくれるのか、売主が処分しなければならないのかなど、明確にしておかなければ後々トラブルになるため、必ず細かいことまで決めておきましょう

また、買取は早くお家を現金化することができるのがメリットですが、買取の代金(売買代金)は契約日に全額支払われるわけではありませんので、残金がいつ受け取れるのかも確認しておくべきです。

Point
買い取る不動産会社は、銀行からお金を借りて購入する場合と、現金で一括購入する場合があります。現金一括購入の場合は、契約と残代金決済・引渡しが同時に行われることもあります

買取の代金を受け取るタイミングについては「家を売ったらお金はいつもらえる?で説明していますので、ぜひ読んでみてください。

1-5.⑤売買契約

提示された買取額と条件に納得すれば売買契約を締結し、売買代金の一部である「手付金(てつけきん)」を不動産会社から受け取ります。

万が一、売主に非があって契約が解除になった場合は、この手付金を2倍にして買主に返還しなければなりません

また、残金決済までに、地震などといった天災の可能性があることも考えて、この手付金は決して使ってはいけません

契約時に不明な点や疑問点があれば必ず確認しておきましょう。

1-6.⑥物件の引渡し準備

残金決済・引渡し日の前日までに引越しや公共料金の清算を済ませ、物件を引き渡す準備をします。

また、住宅ローンを完済するための登記の抹消や移転などが必要である場合は、司法書士の指示に従って書類を集めましょう。

司法書士は不動産会社が紹介してくれます。

1-7.⑦残代金決済・引渡し

残代金決済・引渡し日当日は、売買代金から手付金を引いた残代金の受け取りや、登記の抹消、固定資産税等の各種精算、鍵や関係書類の引渡しを行い、不動産買取の取引は終了となります。

買取は、仲介と比べて、すぐに売買できる分、必要書類の準備や物件の引渡し準備に追われることが予想されるため、不動産会社と相談しながら進めていきましょう。

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2.不動産買取に適しているケースは?

売却金額が相場より安くなってしまう買取は、できれば避けるべき売却方法です。

ただし、次の3つのようなケースは、買取に適しているといえます。

2-1.①早く売らなければならない事情がある

買取の最大の特徴は、やはり早く売却できることです。

資金難、離婚、相続などにより、一刻も早く売らなければならないときは、買取を選択するメリットは大きいと言えます。

2-2.②周りに一切バレずに売りたい

ご近所トラブルなどの理由により、周りに一切バレずに売って引越しまで終えたい場合は、販売活動をしない買取が適しています。

3-3.③需要が低い物件

需要が著しく低い物件は、買取してもらった方が維持費用など相対的な観点から見るとお得なこともあります。

  • 事故物件
  • 再建築不可物件
  • 田舎の土地や空き家

このような物件の場合は、買取を検討すべきでしょう。

3.買取保証という手もある

買取にするか仲介にするか迷う場合は、買取保証という手もあります。

買取保証とは、一定期間お家が売れなければ、不動産会社が家を買い取ってくれるというサービスです。

まずは、一般消費者に向けて「仲介」で売却活動をはじめ、期日までに売れなかった場合は、あらかじめ決められた金額で買取してもらうことができます。

買取保証は、大手不動産会社を中心に提供されているサービスの1つです。

仲介で売却する際の流れについては「不動産売却の基礎知識│家を売る流れとやるべきことをステップ別に解説!で説明していますので、ぜひ読んでみてください。

4.リースバックを利用すれば家を売っても住み続けられる

買取の一種として、リースバックという方法があります。

リースバックとは、家を買い取ってもらい売却代金を得たあとも、そのまま賃貸としてこれまでと同じように住み続けることができるというものです。

買取と同様、売却価格は相場の7割程度になりますが、子供を転校させたくない、周囲に知られなくないなどの理由から、今の家に住み続けたい場合におすすすめの方法だと言えます。

リースバックについては、「【リースバックのまとめ】家を売っても住み続けられる!利用方法や注意点を詳しく解説」で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

繰り返しになりますが、不動産の買取をするうえで、

  • 複数の会社に査定を依頼する
  • 家の相場価格を知っておく

この2点は、高く売るために何よりも重要なポイントです。

急いでいるなかでも、あなたの大切な不動産を売却するのだからこそ、不動産会社の言われるがままに安く売って損をしないように、必ず自身で前もって情報収集するようにしましょう。

相場価格が知りたい方、買取に強い不動産会社を探している方は、ぜひ「イクラ不動産」をご利用ください。

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さらに、不動産会社の売却実績がわかるため、あなたの状況にピッタリ合った売却や買取に強い地元の不動産会社を選べるだけでなく、イクラ不動産の専門スタッフにいつでも無料で相談でき、安心して売却を進められるのでおすすめです。

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